Hoonida Kim

helmet_C 2010

Helmet_C

Helmet_C, 2010

ある時、病院でのMRIや自分の体を閉鎖(へいさ)的な機械の中に入 られる検査を受けたことがある。そのさえ、入る瞬間は抵抗感がある が、徐々に不思議に体は不自由になったが内側は穏やかな(おだや か)自由を感じる経験が何度があった。 また、 私は風呂に入って湯 船(ゆぶね)の中にたまに潜る。そうすると、 言葉では上手く表現で きないが、 体は外側に接しているが自分の内側を感じるようになる。

それは普段あんまり使わない自分のfilter(感覚装置)を作動するので はないかと思った。 そこて、そのfilterを象徴的に表現したものが”c_helmet”である。 ”c_helmet”は自分の中に存在するfilterを働かせ、今まで気付いてな い感じ方の感覚を使う世界に入る物理的なswitch(or忘却防止装置)である。

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